《曾良随行日記》より、
『一 廿五日 吉。酒田立つ。‥‥。未の剋(ひつじのこく・午後二時)、大山に着く。状添え而丸や(屋)義左衛門方ニ宿。夜雨降る。〇廿六日 晴。大山ヲ立つ。』
◇前回の奥の細道紀行で探訪することを失念していた「大山宿」跡を訪ねた。宿場町の面影は全くない。「丸屋義左衛門」方跡など跡形もなさそうな雰囲気の現代風の街並に成り代わっている。鶴岡市の郊外の町と言った感じ。
↓JR羽前大山駅
市街地で「大山川」を渡った
↓「大山一丁目」というんだから大山町の中心地だろう
↓大山一丁目の街並
芭蕉と曾良が一泊した頃の面影は全くない。
羽前大山は、小さな町並みで、アッと言う間に通り過ぎてしまい、写真を撮っている暇もありませんでした。メインストリート(?)にある富士酒造の数軒北側にある家(空き家になっていて、案内板などは無いようです)が、芭蕉が宿泊した丸屋義左衛門宅があった場所だそうです。
参考文献・・・「奥の細道」を歩く、山と渓谷社刊
「芭蕉おくのほそ道」、岩波文庫
「芭蕉おくのほそ道の旅」、角川書店
「奥の細道を歩く事典」、三省堂
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