2019年9月4日水曜日

★奥の細道紀行 第90章 多賀城市④「末の松山」

奥の細道》《末の松山寺を造りて(★註1)末松山(まっしょうざん)といふ(★註2)。松のあひ()あひ皆墓はら()にて(★註3)、はねをかはし枝をつらぬる契の末も終(つひ)にはかくのごときと、悲しさも増さりて、‥‥》
〇「末の松山」は「沖の石」の近く、その北方にある。歌枕。多賀城市街。
★註1 「寺」は建て替わって今もある。

★註2 「末松山」
★註3 「墓原にて」状態は今も残っている。




 歌枕《契りきな かたみに袖をしぼりつゝ 末の松山 波こさじとは(後拾遺集・清原元輔)
 ↓歌枕《君をおきて あたし心をわがもたば すゑの松山 浪もこえなむ(古今集・東歌)


2 件のコメント:

  1. お誕生日おめでとうございます(*^▽^*)
    いつもステキで貴重な写真と解説ありがとうございます(^^♪ 私には万葉集はちと難しいのですが・・・(/_;)
    ところで、私よりプラス20歳の書の先生はいつも「100歳まで生きるぞ~」と仰っていましたが、「最近は欲がでて105歳まで生きることにした」と元気ハツラツ~です!(^^)!
    今年の恐ろしい暑さも峠を越えたでしょうか!?
    体調を整えて、これからもますますお元気で、がんばってくださいませ(*^^)v
    無理はしないで下さいね~(^_-)-☆

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    1. ありがとうございます。pacificvenusさんこそいつまでも達者で長生きして下さいね。その資格があります。ボクが生き延びるコツは、循環器内科の世話になることですが、それはもう嫌になっています。

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