2019年9月30日月曜日

★奥の細道紀行 第105章 松嶋「瑞巌寺 ③国宝庫裡と本堂」

〇国宝・本堂は大修理中。
 ↓東日本大震災直後に訪れた時は未だ覆い屋に覆われていたが、今回は覆い屋が外され本堂が垣間見える。屋根の修理が完了したとみえる。
 ↓工事場に掲示されていたサービスとしての大写真。御成玄関・本堂。
 ↓国宝・庫裏へ
 ↓国宝・庫裏

 庫裏の玄関を入ると正面に聖観音像が立っている。高村光雲作らしい。昭和期。元は松島海岸駅の傍の観音堂に安置されていたという。


仮本堂(大書院)

瑞巌寺御本尊・聖観世音菩薩
 ↓三代開山木像 左から洞水禅師・法身(ほっしん)禅師・雲居(うんご)禅師 臨済禅では、悟りを開いた師の頂相(ちんそう)を大事にする。
 ↓修復中の国宝本堂側面。庫裏の背後の大書院が臨時の仮本堂になっていて、そこが公開されている。そこへ行く廊下から本堂が見えた。屋根の工事が終了し、本堂内部の工事中であることが分かる。
 それにしてもこの本堂が国宝であることがよく分かる。出来が違う。モノが違う。
 千手観音坐像。京都御所の柳の木で造られているそう。
 ↓伊達政宗公。遺言により、右目を開いて像が造られている、薄目だけど。
以下、現在大修理中で非公開。
中門
 ↓御成門(おなりもん)・重文
 ↓御成玄関・重文
 ↓玄関の欄干。「葡萄に木鼠」島崎藤村が褒めて有名らしい。
 ↓国宝・本堂
 ↓唐戸。室中(しっちゅう、法要の間)への入口の戸。中國式
 ↓室中(孔雀の間、法要の間)
 ↓文王の間。伊達家一門が使用した。
 ↓上段の間。藩主御成りの時に使用。
 ↓上段の間の左に隣接。上々段の間。天皇奉迎の施設と伝えられる。
 ↓本堂廊下。上縁・下縁が廻らされている。欄干彫刻が見もの。

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