2019年9月18日水曜日

★奥の細道紀行 第98章 塩竈市②「籬が嶋(まがきがしま)」

〇歌枕 《わが背子(せこ)をみやこに遣りて 塩釜の まがきの島のまつぞ恋しき(古今集・東歌)


 ↓島から見た陸。向かいに松の茂った岡が見える。昔はこの岡も一つの島だったろう(埋立てで陸地化した)
 ↓赤い橋を渡ると鳥居がある。「奥の細道」の碑が建っている。
 上の鳥居と反対側、海・湾に向かって建てられた鳥居。
曲木(まがき)()神社


↑「曲木(籬)神社由来 祭神・曲木大神一説塩竈大神 大神の鎮座せられる曲木島は古くより和歌の名所として知られ、平安朝初期の勅撰和歌集である古今集に『わがせこを都にやりて塩竈のまがきのしまの松ぞ恋しき』(第20東歌)とあるを始め、新葉集、続後拾遺集、続後撰集、新続古今集、夫木(ふぼく)集など中世の和歌集にも載っている。曲木神社はもと塩竈神社の神宮寺であった法蓮寺の支配に属し塩竈神社14末社の一つで、古くこの島に曲った柏槇の老木があったので、島を曲木島、神社を曲木明神と称したという。‥‥」



0 件のコメント:

コメントを投稿