『〇八日 雨止む。欲ㇾ立(立たんと欲す)。強い而(て)止(と)めテ喜衛門饗(もてな)ス。饗畢(おわり)、立つ。未の下刻(ひつじのげこく・午後二時半頃)、至高田。細川春庵ヨリ人遣わシテ迎え、連れテ来ル。春庵ヘ不ㇾ寄シテ、先、池田六左衛門ヲ尋ぬ。客有り。寺ヲかり、休ム。又、春庵ヨリ状来ル。頓(すぐに)而尋ぬ。発句有り。俳初(はじめ)ル。宿六座衛門、子甚左衛門ヲ遣わス。謁ス。
〇九日 折々小雨ス。俳、歌仙終る。
〇十日 折々小雨。中桐甚四良へ被ㇾ招、歌仙一折有り。夜ニ入りテ帰る。夕方より晴。
〇十一日 快晴。暑甚だシ。巳ノ下剋(みのげこく・午前十時半頃)、高田ヲ立つ。五智・居多(こた)ヲ拝す。‥‥」
◎「五智国分寺」
仁王門
芭蕉翁句碑
《薬欄にいづれの花をくさ枕 芭蕉翁》
三重塔芭蕉句碑
《古池や蛙飛こむ水のおと》
本堂
「親鸞聖人御配所草庵」「竹之内草庵」
親鸞銅像
「親鸞聖人御配所庵跡」
五智国分寺境内に「白山神社・右」と「神輿舎・左」が建っている。
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