2019年7月23日火曜日

★奥の細道紀行 第67章 ①伊達の大木戸

奥の細道》《(飯坂での)短夜(みじかよ)の空も やうやう明(あく)れば、又旅立ちぬ。猶、夜の余波(なごり)心すゝまず。馬かりて桑折(こおり)の駅に出(いず)る。遥なる行末を かゝえて、斯(かか)る病覚束(おぼつか)なしと いへど、羈旅(きりょ)辺土の行脚、捨身無常の観念、道路にし()なん、是(これ)天の命なりと、気力聊(いささか)とり直し、路(みち)縦横に踏んで①伊達の大木戸をこす》
曾良随行日記》『三日 雨降る。巳の上剋(午前九時半頃)止む。飯坂を立つ。桑折(こおり)へ二里。‥桑折と「かいた」(貝田)の間に伊達の大木戸(国見峠と云う山有り)の場所有り。「コスゴウ」(越河)と「かいた」(貝田)との間に福嶋領と仙台領との堺有り。‥‥さい川より十町程前に、万ギ沼・万ギ山(今云う「馬牛沼・馬牛山」だろう)有り。その下の道、アブミコブシ(鐙壊し、だろう)と云う岩有り。二町程下りて右の方に次信(継信)・忠信が妻の御影堂有り。同晩、⑤白石に宿す
 以下、①~⑤を探訪する。
 先ず①伊達の大木戸
★第一回目の遠征では「伊達の大木戸」を発見できなかった。国見峠は今も残っているというから、再挑戦を計画している。現地を見分して必ずや報告をしたい。


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