『曾良随行日記』『廿八日 未ノ中尅(午後2時頃)、大石田一英(栄)宅に着。‥‥
廿九日 ‥‥翁 、‥黒滝へ被レ参詣。
晦日 朝曇、辰刻(午前8時)晴。歌仙終。翁其辺へ被レ遊、帰、物ども被レ書。』
「翁、其の辺へ遊ばれて」。この遊びに出たという第一候補はこれから紹介する「西光寺」でなかったか。一栄宅から遠くない。境内に、芭蕉ゆかりの像や句碑が多い。一栄の、歌仙に巻かれた連句の一句碑もあった。
↓「西光寺 最上第廿九番観音札所・芭蕉句碑」 珍しくも「時宗」の寺。一遍上人が開祖。
本堂
本坊
↓本堂境内にある小さな芭蕉銅像。何代か前の住職が建てたそう。
↓本堂裏に立つ句碑。中央が芭蕉句碑。
↓『さみたれをあつめてすゝしもがみ川 芭蕉』
〇五月雨の句は、当初は「集めて涼し」だったという。その原型の句が残されている
↓一栄の句碑。
↓芭蕉句碑
『さみたれをあつめてすゝしもがみ川 芭蕉』
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