〇滋賀県栗東市「大宝神社境内社・追来神社」本殿・重要文化財

〇ここは、栗東市の綣という地名の在所。平地の大きな集落の中にある。問題はこの「綣」という漢字。この字を読める者がいるだろうか。ボクはいないと思う。明かすと「へそ」と読む。中心という意味だろうか。

 参道

 参道の左側に、神門がある。この神門、どう見ても・別格本山級寺院の山門に見える。往時、ここは神仏習合寺院だったそう。明治維新の神仏分離で大宝神社となった。

 境内中央に神楽殿。

 神楽殿の向こうに、立派な拝門と塀が本殿を囲んでいる。塀は工事中。

 土塀越しに見た本殿。

 神楽殿の横に境内社の「追来（おうき？）神社」本殿・重要文化財がある。鎌倉後期建造。

〇栗東市の重要文化財・建造物探訪の旅はこれで終了。付録に、道中で目を瞠った古民家を紹介しておく。