2013年11月5日火曜日

〇8/8(木)「名草神社」探訪。重文・三重塔、拝殿、本殿。兵庫県養父(やぶ)市八鹿(ようか)町・妙見山標高1139mの中腹800mに鎮座する神秘的な神社。

名草神社(なぐさじんじゃ)は兵庫県養父市八鹿町にある神社。主祭神は名草彦大神。但馬国・妙見山(標高1139m)の中腹(標高800m)、妙見杉の巨木林の中に鎮座する。 近世以前は妙見社と称され、守護大名山名宗全や徳川幕府の庇護を受けて近世まで山陰における妙見信仰の拠点として栄えた。
出雲大社から譲り受けた三重塔、それに本殿・拝殿の建造物3棟が国の重要文化財に指定されている。本殿・拝殿の指定は平成22年と新しい。指定は新しいが、建物の老朽化は甚だしい。修復事業の着手は・時間を争う状態にある。
名草神社は、妙見山麓にある日光院(高野山真言宗)との神仏習合していた。近世以前は但馬妙見と呼ばれ、妙見(北辰、北斗、北極星)信仰の霊地として日本三大妙見の一に数えられた。「名草神社」の社号は明治の神仏分離以降のもの。日光院の創建は飛鳥時代と伝える。寛永9年(1632年)、それまで山麓にあった日光院を奥の院の地に移した。これが現・名草神社の社地。明治の神仏分離の際に、日光院は山麓に移された。そして、山上の妙見社を、養父郡の式内社であるが詳細は不明であった名草神社とした。
〇標高800mの奥山にある元妙見社・現「名草神社」は神秘的な雰囲気を漂わす。800mを一気に登る一車線の車道を延々クネクネと登り続けると段々不安に駆られるが、山上に展開される境内地に立つと不思議な神秘感に襲われる。極めて印象的な神社。
 ↓妙見杉の枯木の根
 ↓彼方に重文・三重塔が見えてきた。

三重塔・重要文化財
三重塔の四隅を怪物がそれぞれ支えている。
見ざる・言わざる・聞かざる、も居る。


 ↓三重塔境内から拝殿境内へ行く石段。この上にさらにもう一つ石段がある。
↓拝殿・重要文化財


↓拝殿の格天井
↓手前・拝殿と奥・本殿
↓本殿・重要文化財。冬場・雪で屋根が壊れたので材木で応急的に支えている。
↓本殿・正面
本殿 ・内部
本殿
本殿
↓本殿内に居る狛犬
本殿。90度起こして見る。
↓左・拝殿、右・本殿

拝殿・本殿側
拝殿
拝殿
拝殿・本殿から見ている。
↓社務所・住まい。拝殿・本殿境内の一段下の境内にある。

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