2013年11月10日日曜日

〇8/10(土)「大山寺」。伯耆・鳥取県、大山の中腹にある古刹。

wiki 大山寺(だいせんじ)は鳥取県西伯郡大山町大山隠岐国立公園内)伯耆大山中腹にある天台宗別格本山の。本尊は地蔵菩薩
大山寺は奈良時代に成立した山岳信仰霊場であり、養老2年(718年)に金蓮上人が草庵をむすび地蔵菩薩を祀ったことが起源と伝わる。平安時代に入って天台宗が統括するようになり、西日本に於ける天台宗の一大拠点となった。中世には尼子氏毛利氏などの戦国武将からも崇敬され、盛んに寄進や造営がなされた。江戸時代に入ると一時、中村一忠によって寺領の一部が没収されたが慶長15年(1610年)、西楽院の僧正豪円幕府に働きかけたことにより大山寺領3000石が安堵された。
明治8年(1875年廃仏毀釈により大山寺の号が廃された。大日堂(現在の本堂)に本尊を移し、本殿を大神山神社に引き渡した。これにより大山寺は急激に衰退した。昭和3年(1928年)には4度の火災に見舞われた。
↓山門


山門の仁王尊




↓唐破風の部分は、観音堂。
不動堂
不動明王
↓さらに石段を登ったところにある本堂境内の鐘楼。
↓以下、本堂。形が素晴らしく好い。昭和3年に焼失した後、昭和26年に再建された。明治新政府の神仏分離令で・大神山神社の本堂を神社側に明渡して・本尊の地蔵尊をこの御堂に移した。この今本堂になっている御堂は当時・大日堂だった。








重要文化財
  • 阿弥陀堂 - 寄棟造、柿(こけら)葺き。天文21(1552年)建立。
  • 木造阿弥陀如来及び両脇侍像 - 中尊像内の墨書銘から天承元年(1131年)良円の作と判明する。
  • 銅造十一面観音立像 - 奈良時代
  • 銅造観音菩薩立像 - 奈良時代
  • 銅造観音菩薩立像 2躯 - 1躯は奈良時代、もう1躯はまたは時代
  • 鉄製厨子 附:祈願文線刻鉄板3枚、鉄造地蔵菩薩頭部
2011-10-10、大山寺探訪記録にリンク→http://takashikun.blogspot.jp/2011/10/blog-post_3008.html

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