《曾良随行日記》より、
『(五月)八日 朝之内小雨ス。巳(み)の尅(刻。午前十時頃)より晴ル。仙台ヲ立つ。‥‥未(ひつじ)の尅(刻。午後二時頃)、塩竈に着き、湯漬など喰う。末の松山・‥‥ヲ見廻り帰る。出初めニ塩竈のかまを見ル。宿、治兵へ(衛)。法蓮寺門前‥‥。
九日 快晴。辰の尅(刻。午前八時頃)、塩竈明神ヲ拝す。帰り而(て)出船。千賀ノ浦・籬嶋・都嶋等所々見テ、午の尅(刻。正午頃)松島ニ着船。‥‥』
〇「塩竈の釜」 裏参道口に近い・御釜神社に鎮座する。四個あるらしい。
↓御釜神社
↓ここに御神釜四口が奉置されているそう。
↑塩竈神社別宮に祀られている「塩土老翁神(しおつちおじのかみ)」が製塩に使用したと伝えられている御神釜四口が奉置されている。
↓板塀の隙間から見たところ。確かに御釜の一つの縁が見える。
↓ポスターから引用
↓元のポスター
〇七曲参道 一般庶民の参道だったそう。↓登ってきて裏参道と合流するあたり。
〇裏参道
鳥居の前で、七曲坂と合流する。
鳥居を潜って進むと東神門に至る。
〇裏参道鳥居の近くに、芭蕉碑がある。
風化してほとんど読み取れないが、《奥の細道》塩竈明神参詣の章が書かれている。
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