2020年2月10日月曜日

★奥の細道紀行 第259章 金沢市寺町④「長久寺・芭蕉句碑」

『曾良随行日記』『廿一日 快晴。高徹ニ逢、薬ヲ乞。翁ハ北枝・一水同道ニテ④寺ニ遊。』
〇曾良日記によると、7月21日に芭蕉翁が北枝・一水に同道して「寺に遊んだ」とある。この寺が何処かについては定説がない。そこを訪ねた可能性のある寺の一つとして、寺町寺院群の中の一つ「長久寺」を挙げておく。そこに芭蕉句碑がある。
↓「長久寺 (由緒書きは省略)‥曹洞宗に属する。‥慶長13年(1608)創建‥‥。境内には芭蕉の碑があり、また樹齢400年近くになる金沢市保存樹の銀木犀があり、9月に開花する。金沢市」
 ↓本堂。左右に銀木犀(ギンモクセイ)の保存樹が立っている。






↓向かって左の銀木犀の根方に芭蕉句碑が立っている。
↓芭蕉句碑・石碑
《ある草庵にいさなハれて》
 《秋涼し手毎にむけ(剝け)や瓜茄子

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