2019年6月14日金曜日

★奥の細道紀行 第17章 日光東照宮

東照宮に着いた。東照宮入口
石鳥居(重要文化財)
鳥居の前の杉が太郎杉
五重塔(重要文化財)。この塔が輪王寺に帰属するのか、東照宮に帰属するのか、その決着がついてない。。大鳥居を潜って直ぐの所にある。この塔、五重塔(普通は仏舎利塔)だから輪王寺所属とも思えるが、鳥居の内だから東照宮所属にも見える。二つの社寺の間での帰属争いは今も決着していない。元来日光山は神仏習合の社寺群だから、こんな事を論ずるのがそもそもおかしい。

↓表門(重要文化財)
↓神社の神門に仁王像が立っているのは普通おかしい。仁王門は寺院の施設。もっとも裏側に回ると神社らしく狛犬が向かい合っている。

  門を潜ると唐獅子がいる

 ↓三神庫。左から上・中・下各神庫 (いずれも重文)
下神庫

 下神庫附属庫
↓中神庫


 ↓下神庫正面
 ↓中神庫
 上神庫。側面(狩野探幽作の想像の象が描かれている)

上神庫、正面
↓左端・神厩舎、右・上神庫
神厩舎(重要文化財)
 神厩舎の欄間の一部が有名な「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿。
〇正面・陽明門。手前左右に鼓楼と鐘楼
御水舎(重要文化財)
輪蔵(経蔵である。重要文化財)
鐘楼(重要文化財)

鼓楼(重要文化財)、回転燈籠(重文)


オランダ国より送られた釣燈籠

↓鉄燈籠・重文



陽明門回廊(国宝)、向かって左側。

↓向かって右側



薬師堂(重文)。薬師如来と十二神将を祀る。寺院。東照宮境内にあるが、この御堂が輪王寺に帰属することに扮装はない。天井に描かれた龍の絵が、拍子木の乾いた音に反響して啼くのを売り物とする。
〇平成の大修復が成った陽明門









随神像が両脇に護っている
陽明門を潜る
 陽明門を振り返る 



 ↓神輿舎



〇唐門は修復完了。本殿は再た修復中(2018-5-2現在)
↓唐門(国宝)。唐門の背後に拝殿・本殿(国宝)
(2014-8-11現在、唐門・拝殿・本殿は修復完了)







唐門透かし塀(国宝)

神楽殿(重要文化財)
祈祷殿(重要文化財)
〇神楽殿と祈祷殿の間から奥に抜ける小さな門があり(門の欄間に「眠り猫」がいる)、潜って行くと奥の院がある。家康公が眠っている。芭蕉は多分奥の院を訪ねる余裕はあった。


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