〇「寂心さんの樟」と同じく熊本市北区内だが有明海方面に一山大きく越えて「雲巌禅寺」へ。そこに、宮本武蔵がに二年間籠って五輪書を執筆した洞穴がある。「霊巌洞」。五百羅漢も見所がある。↓左の道を下って行く。
↓本堂
↓宝物館収蔵の五輪書
↓巌流島の決闘に持参した木刀もある。櫂(かい)を削ったという伝説と全く違う。
↓有名な軸絵が三本
↓五百羅漢
よく見るとすべて個性的。左はどうも猿の羅漢。右の大物然とした羅漢殿に捧げものをしている
これは居眠り中か。
下は妄想に耽っている感じ。上は妄想に打ち勝とうと努めている様子。
これは足が痺れたか。
首は肩で支えるには重いものと見えて、沢山の羅漢が首を落している。修行が足りなくて首になったか。
この人は確かに妄想している。酒犯か。コップが生み出す煩悩との闘い。
この人も妄想中
それが証拠に眼がパッチリ開いている。
↓霊巌洞を見上げる
洞の内部
洞への登り
洞の奥から外を見る。武蔵も毎日この外の緑や紅葉、雪景色を眺めたことだろう。四季は移ろう。無常。
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