粟鹿神社(あわがじんじゃ)は、兵庫県朝来市にある神社。式内社(名神大社)、但馬国一宮。旧社格は県社。但馬五社の一社。
祭神は以下の3柱。
彦火々出見命
日子坐王
阿米美佐利命 - 大国主の子。
但馬国随一の古社であり、2000年以上の歴史があるとも言われる。和銅元年(708年)に祭神や歴代祭主などを詳細に記した粟鹿大明神元記の写本が残る(宮内庁所蔵)。朝廷の信頼厚く、国家の大難に対して4度の勅使が遣わされたと伝えられており、約600年前には勅使門が建立されている。日下部氏との関係が深い。
粟鹿とは、鹿が粟を三束くわえて山(粟鹿山)から現れ、人々に農耕を教えたことからつけられ、粟鹿神社にその鹿が祀られていると言う。
↓右・勅使門、左・神門↓以下、勅使門
↓以下、神門・随身門
↓左・神門、右・勅使門
↓神門前の絵馬殿。殿とはとても言えないので、そうは表示してなかった。
↓神門・外側を護る衛士
↓神門・内側を護る狛犬。
境内に末社が数々散らばっているが、紹介を省略。
↓拝殿。
↓拝殿と本殿
本殿
拝殿と本殿
本殿
拝殿
【但馬国一宮について】但馬国一宮は出石神社と当社の二社とされる。但し、いくつかの資料で異なっており、鎌倉時代の但馬国大田文では当社を二宮としているが、室町時代の大日本国一宮記では当社を一宮に挙げ、出石神社が記載されていない。現在は両社ともが但馬国一宮を称し、全国一の宮会に加盟している。