蓉子さんの死ぬ前から、心臓の調子が悪かった。それが悪化を辿る。もう一度だけ、回生の治療を受けることに決めて、今日能登病院に入院した。国分町の自宅から病院まで歩いたが、それはきつかった。上り坂にかかってからは、20歩行っては立ち止まって息を入れた。20回は休んだ。今回の心臓カテーテル治療が、これまでのように功を奏するかどうかは分らない。狭窄部位の見当がついていない。娘たちが、思いの外、残された父を大事にしてくれるので、もう少し元気で生きていたい。三女の安産祈願の旅にも出なければ。
2022年4月19日火曜日
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