2013年5月7日火曜日
〇無事帰宅。
シェーネで朝食を摂り、正午過ぎ無事七尾に帰宅した。今回の旅行、5/3に秩父神社でバックミスで・セレナの右後部のランプカバーとバンパーを破損してからすっかり暗転してしまった。あとはそそくさと逃げ帰るような感じになった。しかしそのお蔭で妙高高原で絵を描く機運になったとも言える。セレナを破損させなければ、帰路を辿りながらもこれまで通りあちこち訪ね回って絵を描く余地は生じなかったのではないか。とにかくボクは久し振りに絵を描いた。そして絵を描く楽しさを思い出した。絵の腕は落ちていなかった。どころか上達していたかも知れない。というのは睡眠不足という悪条件下で、昼食も摂らず・休憩も入れずに一気に仕上げまで漕ぎつけたから。これだけ集中力を維持できたというのは・これまでになかったこと。多分風景を絵画的に構成することができ・最終仕上がりの感じがどんな具合になるかのイメージが頭の中にできていた。目標が設定されていた、だから集中力を維持できたと思うのだ。これまではそういう描き方でなかったと思う。これまでの数年間の旅行で風景の中に溶け込み・文化財に親しみ続けているうちに、それらがボクの心に触れてくるエキスの抽出能力が磨かれていたのではないか。目でモノを見るということはどういうことか――視覚の性質・限界について感ずるところがあったのではないか。久し振りに絵を描いてみてボクはこんなことを思った。ボクは絵画の道に復帰する。
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