2011年8月9日火曜日

8/7(日) 有楽苑「国宝・如庵」

織田有楽斎は織田信長の実弟。茶の湯の草創期に尾張国が生んだ大茶匠。兄・信長の芸術的センスも推し量れる。有楽は晩年、武家を捨て(武家としては兄の死後、秀吉の臣下となり、関が原では東軍に与した)、京都建仁寺の正伝院(重文)を隠棲の地とした。如庵(国宝)はその境内に1618年に建てた茶室。明治以降、正伝院と如庵は各地を転々としたが、安住の地を犬山(有楽の生まれ故郷)に得て「有楽苑」と名付けて後世に残ることになった。
萱門(かやもん)



旧「正伝院」と「如庵」(右側)



国宝・如庵



重文・旧正伝院



如庵



如庵・正面






「有楽好み井筒」。「元和元年九月二日有楽」の銘あり。



如庵の内部
























「釜山海」。加藤清正が朝鮮より持ち帰った。






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