これは、今日の北国新聞に載っていた表。
石川県の人口は30年後には83.3%に減少して974,370名になる。
奥能登地域(珠洲市・輪島市・能登町・穴水町)は完全に半減して75,458人が36,889となる。
七尾市を見ると57,900人が30年後には35,880人となる。2010年を100とした指数は62。この分で行くとさらに30年後(2070年)には22,2456人。七尾市がこの有様では能登地方は浮かばれまい。主産業は官公庁と介護施設、あとは地場で細々と残る水産業とその関連産業、農林業、伝統工芸、醸造業くらいだろう。法曹人口増大化の煽りを食って中央から新人弁護士が地方に溢れ出し、その余波が遂に七尾市にまで及んできて一気に弁護士事務所数4、弁護士数7名になった。ボクが若い頃、能登地方全域でただ独りの弁護士として走り回ったことが昨日の夢の様。ボクはプライドだけを食っていても弁護士として生き延びて来れた。しかしこれからの若い連中はプライドを食って生きるというわけにいかない。もう弁護士が七尾に溢れて来ないという保障はない。過当競争の世界が待っているだろう。ボクは断言する。食えない弁護士が七尾にも出てくる。
ボクは好い時代を生きたのだろう。人口が減少する国が好い国であるはずがない。人口減少=経済衰退なのだ。日本国は人口半減の道程に入っている。半減までは必然的に行くだろう。国民は亡国の民化する。本当の亡国の民となるかどうかは半減の時までに決まる。その時までに歯止めがかからなければ半減の半減期に嵌る。そこまで日本人は愚かでないとボクは思っているが、果たしてどんなものか。
因みに今の人口の半分の半分は3,000万人だが、これは江戸時代260年間ほぼ変わらなかった当時の人口。飛鳥時代は500万人、奈良時代は700万人、平安時代は1,200万人と推測されている。日本の人口増加が飛躍した第一期は鎌倉・室町・戦国時代。武士=武装農民が政治の中心に躍り出た。生産力が飛躍した。第二期は明治以降。
2013年3月28日木曜日
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