越前一乗谷から北近江小谷城に行く間に高月(たかつき)町があり、そこに「渡岸寺(どうがんじ)」という寺がある。その寺に奇跡的な仏像が祀られている、「国宝・十一面観世音菩薩」。平安時代前期の作品らしい、作者は不詳。北近江を信長の兵火が襲ったとき、村人はこの仏像を布に包んで土中に埋めて守護したそう。この菩薩像の美しさと神々しさそして妖艶さは比類がない。吾輩は高月町を通るとき時々拝顔して行く。
神社も同居
本堂の左横に「観音堂」が新設されて《十一面観音像》はその中に安置されている。空調施設完備の素晴らしい御堂
前に訪れたとき観音像の写真(一枚500円)を何枚も買った。しかしピンボケ気味で良くなかった。今回見事な写真集ができていた、ので買った、1,500円也。撮影者は住職直々らしい。さしずめ前のピンボケ気味写真も住職直々、格段に腕を上げたと見えるf(^_^;)
目鼻立ちは平安前期のインド様式の彫り。
この写真集は実によい出来栄え也\(^o^)/
2010年6月18日金曜日
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