2019年2月25日月曜日

〇2017-9-20(水) 富士宮市「大石寺(たいせきじ)・五重塔(重文)」

〇前回は夕暮れ時の慌ただしい参詣だった。そのせいで肝腎の重文五重塔を探訪し損なった。そこで今回は真っ先に五重塔に迫った。
↓大石寺は富士の裾野に建つ。

 ↓三門は見事な巨大建造物だが、修復中。
 ↓境内の東の端を伝って真っ先に五重塔へ急ぐ。御塔橋を渡る
 真正面に塔が見えてきた








 ↓川を渡って五重塔の側にある施設
 大納骨堂等

 観音堂だったか
 ↓川を渡り返した境内地(西側)の諸建造物
〇奉安殿。御本尊の《板曼荼羅》が祀られている







 ↓奉安殿から三門に向けて一直線に下りてくる。
 御影堂


 鐘楼
 鼓楼
 ↓二天門。修復中

 ↓東側に膨れて大庭園がある
 明鏡池。富士山が見えている。富士山の方向手前に五重塔がある。
「□寶蔵」。□に該当する漢字は「ハ」の下に「タ」を書く。読めるかッ!! 案内板には「多宝蔵」とある。
 ↓今度は西側に膨れていくと大坊門がある。
 門を潜ると巨大な施設群が現れる。
↓客殿
 ↓六壺
寺務所、講堂の類は省略。三門の向かいに道を挟んで展開する宿坊群も省略する。どれもかもとにかく巨大。
大石寺は日蓮正宗。かつて創価学会の参詣・寄進が盛んだったが、学会を破門してしまった。日蓮宗身延山「久遠寺」と比較すると、純然たる宗教諸施設の大きさ見事さはほぼ互角。しかし、社務所・講堂・宿坊類については勝負にならない(大石寺の勝ち)。何せかつて創価学会が威信にかけて建造したもの。さらに塔頭寺院の数・見事さも大石寺の圧勝。

2019年2月19日火曜日

〇2018-5-5(土)《イザベラバード紀行》秋田県大仙市(大曲)雄物川船着場「神宮寺」

〇大曲を西に行き、イザベラが雄物川を船下りして秋田の街まで行った船着場を探す。左折すれば「神宮寺」
 ↓旧道(羽州街道)を行くと「神宮寺駅伝馬役所跡」の標識
 細かい文字は後刻表示
 ここが「神宮寺」の在所に違いない
 雄物川の北岸に到着
 雄物川に架かる大橋。この辺りに秋田の街に下る船着場があった。
 ↓雄物川
 ↓河川敷


〇2018-5-5(土)《イザベラバード紀行》能代市二ツ井町米代川渡河点「切石」

〇イザベラが米代川の南岸にたどり着いたのは数十年に一度の集中豪雨の中だった。川は水かさを増し急流となって渦巻き、船頭は舟を出すのを拒んだ。それを無理矢理願って対岸に向けて出してもらった。舟は流されることを含みにして船着場からはるか上流から出発した。渡河中に上流から流されてきた館船が流木に激突され転覆するのを間近で見た。船頭たち数名が濁流に呑み込まれ姿を消した。イザベラの舟は辛うじて北岸に辿り着いた。

 ↓米白橋。イザベラの当時は舟による渡河だった。

 ↓ここがまさにイザベラが渡河した「切石」の在所であることを示す。
  ↓イザベラが雨中を進んできた「羽州街道」を示す標識。
 ↓これが羽州街道。