2010年1月31日日曜日

カルガモとスズガモ

事務所の横手の鷹合川に棲んでいるカモ達を「カルガモ」と思いこんで紹介していたら、七尾に棲んでいるのは「スズガモ」じゃないの?という疑問が提起された。それで「Yachooオンライン野鳥図鑑」で調べてみた。
これは「カルガモ」。
カルガモ
こちらが「スズガモ」。
スズガモ
僕が紹介したカモ達は明白に「カルガモ」でしたぁ。

2010年1月30日土曜日

「七つの大罪」

マハトマ・ガンジーが資本主義社会への戒めとして指摘した「七つの大罪」
1.原則なき政治
2.道徳なき商業
3.労働なき富
4.人格なき教育
5.人間性なき科学
6.良心なき快楽
7.犠牲なき宗教
昨日、鳩山由紀夫首相が施政方針演説でガンジーの「七つの大罪」を援用し、こともあろうに「労働なき富」の制禦の必要を説いたのだそう。アンタにだけは言われたくない、誰が聞いてもそう思うだろう。母上から月々1,500万円ずつ8年間も不労所得の移転を受けながら、納税義務の意識はさらさらなかった、そもそも贈与を受けていた事実を知らなかったのだから、とのたまう御仁なのだ。言葉の軽さの問題ではない、この人は何も分かっていない、非常識。ここまで来るとこの人のヒトの良さは無邪気なのではない、邪悪。弟の鳩山邦夫はこの兄貴に幼児期から付き合わされてさすがに兄の本質を見抜いていた、決して好い事を言わない。首相の口から出まかせの「trust me」を米大統領はまさか今でも信じてるなんてことはあるまい。断言しておくが、普天間基地移設問題が5月までに決着するなんてことは天地がひっくり返ってもない。結論はただ一つ、元の黙阿弥。

2010年1月28日木曜日

「彩の会」

モデルさんに進呈する肖像画に手を入れた。大分本人に近づいた。

2010年1月27日水曜日

「彩の会」で描いた絵が額装されてきた。

「堀岡額縁店」の親爺さんが絵を額装して届けて来た。彼の目の前で包装箱から取り出して額装の出来栄えを褒めて欲しそうなのでそうした、「馬子にも衣装、絵には額」と。額装すると絵の前面にアクリル樹脂の透明板が嵌められて撮影するときどうしても邪魔な反射が入る。掲載写真にもよく見ると僕の撮影姿が不気味に映っている。

2010年1月26日火曜日

久方振りの好天。

久し振りの好い天気(小春日和とまではいかないが)。こんな日は土手を歩いても気持が好い。このまま春が来てくれれば好いなぁと思ったりする。三月になったら‥‥暖かい南国に取材旅行に出よう、勿論「無宿流浪の旅」f(-_-;)。今度は鹿児島県の最南端に行こう。指宿市の開聞岳(薩摩富士)・桜島、宮崎県の高千穂の峰。都城市も訪問してみたい、それから野生馬が暮らす都井岬も。夢は枯野を駆け巡るダナf(~_~;)。

ニッチ Niche

ニッチ【niche】という言葉が最近頻用される。辞書[ 大辞泉 提供:JapanKnowledge ] で繰ると、
1 西洋建築で、厚みのある壁をえぐって作ったくぼみ部分。彫像や花瓶などを置く。壁龕(へきがん)。
ある生物が生態系の中で占める位置。生態的地位。ニッチェ
3 橋・トンネルなどのわきに設けられる非常用の退避空間。
4 すきま。「―産業」。とある。
僕が「無宿流浪の旅」に出るのを見て、大概の人は「よーやるわぁ」と呆れ返り「そんな生活、いつまでも続く訳がないわ」と見るのが一般じゃぁないか。ところがどっこい、僕は飽きない・疲れない・挫けない。きっと死ぬまで続ける。ニッチに嵌ったのである。パンダが地べたに坐り込んで竹の葉を食べるように、コアラが樹上でユーカリの葉を食べるように、僕は自分の性質・分際に合ったニッチを得てニッチに嵌った。安定感と充実感がある。過不足なし。

朱と紅

同じく赤と言っても「朱(しゅ)Vermilion」と「紅(くれない)Crimson Lake」は性質が違う。同じ性質の色とは感じられない。紅でもって朱は表わせず、朱を以て紅は表わせない。このことは自然・人物を観察して絵を描いて見れば分る、赤味は一色では表わし切れない。どうやら神経生理学の知見でもこのことは裏付けられつつあるそう。網膜の中心=黄斑に錐体細胞(明所視細胞、色を感ずる)が集中しておりその数はおよそ600万個と言われているが、これまでは錐体細胞は赤色・青色・緑色(三原色)に対応する3種類のものがあるとされてきた。そのうち赤色錐体細胞には更に2種類のものが区別されるという説が有力化しているそう。それは頷ける。ヒトの目は(と言っても所詮僕の目、他人の目のことは分らない)赤色に対してとりわけ敏感。そして赤色錐体細胞の2種類とは「朱色」と「紅色」に対応するものだろう。
↓ 光の三原色(この赤は朱)
光は混合すると明るくなる。それで三原色を混合すると白光になり得る。しかし絵具は混色すると暗くなる。光のように赤と緑を混色しても黄にはならない、暗く汚いグレイになる。絵の具の混色で黄色は絶対作り出せない。絵具の三原色は赤・青・黄色。緑色は青色と黄色の絵具の混色で綺麗に作れる。

2010年1月22日金曜日

2009年末年始「四国九州取材旅行」写真集から

年末年始取材旅行で膨大な写真を撮った。撮り過ぎて掲載写真を選別するのに一苦労。それでも多過ぎて見るのに煩雑。そこで絵になる風景写真を精選してお目にかけることにする。絵になるという絞りをかけると途端に激減する。
徳島県吉野川上流「小歩危」 朝の逆光の中で。

















「大歩危」 この左岸の崖上を縫ってJR土讃線が走っている、右岸に僕が立っているがそれは国道32号線の上、この国道は徳島から吉野川沿いに高知に至る。







































高知県土佐清水市「足摺岬灯台」


































高知県土佐清水市「竜串海岸」。芸術の神がこの海岸で鑿(のみ)を振るって大いに戯れたとしか思えない絶妙の形質の岩々が見事に配されている。巨大で奇想天外な傑作。



















































愛媛県「佐田岬灯台」。水平線に九州佐賀関半島が見えている。目の良い人なら、佐賀の関精錬所の大煙突を見る。

















蜜柑売りのおばあちゃんに出遭わなければ巡り会えなかった絶景。灯台が土台から見える。

















山口県下関市「壇ノ浦」。天空に架かる橋は「関門橋」。二体の銅像は、左が八艘跳びをする「源義経」、右が大碇もろともに海に沈まんとする「平知盛」。現代と中世が同棲している。絶妙の取り合わせで絵にもなる。













宮崎県「高千穂峡」。この峡谷の神秘的な美しさには息を呑む。芸術の神が精魂込めて仕事をし納得のいく作品を残していったという感。舟上の男女の会話がわんわん反響して聞こえてくる。




































































彫刻は実に芸が細かい、当に神技!!













































熊本県上天草市「天草松島」。宇土半島・天草五橋を伝って来るとここに来る。









熊本県天草市下島牛深海岸
絵に描いたような景色、僕好み。必ず描きに戻って来る。























































福岡県朝倉市「秋月城址」。桜が咲いたら絵になるだろう。

















大分県日田市豆田町の古家。ナイフで厚塗りをしたら面白い絵になるんじゃないか。



































大分県竹田市「岡城址」。当に「荒城の月」の世界。桜・紅葉の季節には絶景となろう。
大手門。

















三の丸の石垣。この石垣の下方は自然の地形で千丈の谷になっている。

















山口県岩国市「錦帯橋」。絵葉書的構図で実際絵を描く気になるかどうか疑問だが、有終の美として挙げておいた。
















3,900kmも走り回ってたったこれだけかと言う勿れ。一つ一つの風景が僕にとっては何物にも替えられない心の財産、その財産がこれだけ増えて嬉しい。いつかきっとこれらの風景の幾つかに溶け込んで光の指し示すままに絵を描こう。

2010年1月21日木曜日

「彩の会」でモデルさんに進呈する肖像画を手掛けた。

年末年始に描いたモデルさんの油絵を、今日「堀岡額縁店」に渡してきた、額装のため。今日からパステルでモデルさんに進呈するための肖像画を描き始めた。油絵の1/4のサイズ。目が似てないなぁf(-_-;)。




















終了時刻が来て椅子から立ち上がったら不覚にも転んだ(何故だか分らない、多分目まい)。頭を守って転んだ点を褒められた。こんなことは生まれて初めて。老衰か(+_+)。女房子供らには内緒にしておこう、話せば取材・写生旅行に出られなくなるかもf(-_-;)。

2010年1月20日水曜日

1/11(成人の日)、越後一宮「弥彦神社」



















小郡市からの帰途、「弥彦神社」に立ち寄った。

































































この道は、目下進んでいる道と直角に交差。鳥居の向こうに門前町が開けていたそう、散歩してきた女房の話。温泉旅館や土産物店が軒を連ねているらしい。



































神門


































拝殿

















境内、拝殿の向かって左側。

















拝殿向かって右側。



































拝殿の裏も垣で囲まれている。広い神聖地。

















垣間見た。
















本殿・神殿


































神殿