2017年5月31日水曜日

〇5-28(日)和歌山県海南市下津「三郷八幡(さんごうはちまん)神社」重文本殿

〇三郷八幡神社には驚かされた。重文本殿があるくらいだから参道や駐車場が整備されていると思ったら何もない。下津地区の旧町並みの中に駐車スペースを見つけてハリアーを置かせてもらい、カーナビで見当を付けた・車では通行困難な道を辿って行く。道はミカン畑に沿って登って行く。
 辺りの山はすべてこれミカン山
 ↓「三郷八幡神社」の案内標識が出た。その右側に見えるレールは、ミカン畑に荷物を上げ下げする施設
 ↓案内通りに登る。軽トラックも通れるかどうかという道
 ↓遂に神社の入口らしい所に出た
 ↓「国指定重要文化財・三郷八幡神社 さくらの名所」
 ↓参道

 ↓遂に山の頂上か
 ↓村社八幡神社
 ↓瑞垣と拝所と本殿
↓赤字で「警報作動中に付きこれより中に入らないでください」
  ↓拝所から本殿重文を見る
 ↓本殿・重文

 ↓瑞垣の外からこの写真を撮ろうとしたら警報が鳴った。ここまで苦労して登って来てこの角度から撮らぬわけにはいかぬと思いシャッターを一枚切った。そしてスタコラサッサと山を下りてきた。
 山はどこもミカン畑。ここは有田ミカンの産地


〇5-28(日)和歌山県紀美野町「十三神社」重文三殿

〇紀美野町には重文神社が幾つかある。それも重文本殿を3~5棟も抱えた古社ばかり。その内の一つが今日探訪する十三神社。本殿と摂社二殿の三棟が重文。
↓神橋。森の奥から神が渡って来るという発想なんだろう
 ↓清流。上流
 ↓下流

 ↓「十三神社」「神野宮」とも呼ばれる
 ↓境内。拝殿

 ↓神門
 ↓神の名が沢山列挙されている
 ↓神門から覗いた本殿・重文
 ↓瑞垣の隙間から覗いた本殿

 ↓隙間から覗いた摂社二殿・重文



 ↓逆光で写りの悪い摂社二殿と本社本殿
 ↓本社と二摂社の重文三本殿の屋根が並んで見える。右端は拝殿




2017年5月30日火曜日

〇5-27(土)和歌山県橋本市「利生護国寺(りしょうごこくじ)」本堂重文

〇七尾発午前九時過ぎ、和歌山県橋本市着午後五時前。日没までに一時間半を残す。橋本市内の「利生護国寺」を探訪することに。
↓山門。真言律宗西大寺末寺院。「大寺(おおてら)」と呼ばれる
 ↓本堂・重文。行基が勅命を奉じて創建した畿内49ヶ寺の一つと伝承されるが、一時荒廃。弘安年中(1278~88)北条時頼が再建。
 ↓太閤秀吉・駒繋ぎの松と伝承
 ↓重文・本堂


 ↓境内に二つの御堂がある
 ↓本堂背後に回る
 ↓本堂の軒を支える仕組み。単純

〇奈良県五條市西吉野町「向加名生」の読み方が分った

〇「向加名生
「むかいあのう」と読む。近くのバス停は「賀名生」と書いて「あのう」と読ませていた。
〇それと先週末の和歌山県海南市・有田市・広川町の文化財探訪の旅は総走行距離数1020km。一泊二日の旅は強行軍過ぎて、老衰気味の体力では無理。未だ疲れがとれない。

2017年5月29日月曜日

〇5-27(土)奈良県五條市西吉野向加名生「春日神社」重文。リベンジ再訪

〇前回探訪したときは日暮れてしまって山上の春日神社に着いた時には辺りは何も見えなかった。フラッシュを焚いて辛うじて幽霊のような姿の重文を後で写真で見た。重文神社をいつか必ず陽の下で見ようと思ったが、果たしてまたいつになったら実現するものか見当もつかなかった。それが今回和歌山県に入った橋本市で「利生護国寺」を探訪した後(午後五時半)わずかに夕暮れまでに時間の余裕が出来たので奈良県五條市に引き返し西吉野に入ってあの痛恨の思いをさせられた山頂の春日神社に再挑戦することにした。途中道を間違え30分間のロスをしてまた同じ轍を踏んで無念の思いを引き摺ることになるのかと不吉な思いが胸をよぎったが、前回と違ったのは日が長くなっていたこと。山を下りたときは未だ日があった。思う存分写真を撮った。
↓正面の小山が春日神社の鎮座する山。橋は多分吉野川に架かっている。紀の川に合流する。
 橋から山頂まで0.4kmしかない。
 ↓橋を渡ると前回馴染の丁字路に着く。ここで中年オートバイ乗りと村の若い女性の親切に助けられて何とか春日神社に行く道を実地に覚えた。今回は日の余裕がある。楽勝ペース。
 ↓若い女性が案内し、ハリアーを駐車させてくれた家。
 ↓その家の前から神社に登る階段がついている。これが参道の入口。教わらなければ決して分らない
 ↓参道が続く
 ↓さらに参道が左端に続き、右側上に写っている小さな架け橋に続いて行く。橋の下の太い道は手前で行き止まる廃道
 ↓参道の橋
 ↓参道の続き
 ↓ここで周囲を見たら、ナント村が高い山上にまで展開していた
 ↓参道
 ↓喘いでいたら突然石段が出現。上に鳥居が見える
 ↓鳥居の掲額には「春日大明神」の文字が読める
 鳥居を潜るともう道らしきものがない。
 急傾斜の山肌を滑りながら登る。雨や雪が降ればもう登れない。村の人は祭礼をどう執り行うのだろうか、他人事ながら心配
 ↓木の根が露出している所は比較的登り易い
 ↓神門を潜る
 ↓重文・春日神社が神々しく建っている

 春日造り・向拝付き。一間社









 ↓背後に回る


 ↓さようなら、山と春日神社さん。ボクは念願を遂げさせて戴いた。二度と参拝に来ることはないだろう。さようなら。