2014年1月31日金曜日

〇12-22(日)大阪市平野区「杭全(くまた)神社」。重要文化財・三本殿を探訪。

〇「杭全神社」←リンク

 大楠
 大門
 拝殿

 ↓拝門が三つ並んでいる。奥に本殿がこれも三つ並んでいる。本殿はいずれも重要文化財。
 第三殿・拝門

 ↓重要文化財・第三殿本殿。一間社春日造り、檜皮葺き。
 第二殿・拝門(中門)
第二殿は撮影できなかった。三間社流造り・桧皮葺。重要文化財。
 ↓第一殿・拝門

 第一殿・拝門前
 第一殿・本殿、重要文化財。旧・春日大社本殿のお下げ渡し(移築)。一間社春日造り、檜皮葺。
 第二殿・拝門(中門)前
 第三殿・拝門前
 ↓神輿庫
 摂社・稲荷社
 第一~三殿・拝門を振り返る。
 田村神社
 戎社
 ↓左・戎社、右・田村神社
 拝殿
 参道を戻る。参道途中にある遙拝所
 神社の周囲に「平野環濠跡」がある。ここは、古代の集落跡。
 太鼓庫
 注連縄張り

〇12-22(日)大阪市浪速区「今宮戎神社」

〇「今宮戎神社」←リンク
〇商売繁盛の神様「えべっさん」で知られる。十日戎(とおかえびす)も有名。


 拝殿

 ↓手前・拝殿、奥が本殿。
 ↓本殿

 ↓本殿の背後と横に、末社がアパートの様に並んでいる。

〇「今宮戎神社」は有名な割には小さい。旧社格は郷社。戦後、神社本庁が出来てからは別表神社。

〇吉野宏という詩人が亡くなった。その名も、代表作「祝婚歌」も、ボクは知らなかった‥

『 祝 婚 歌 』  しゅくこんか       
 吉野 弘
二人が睦まじくいるためには
  愚かでいるほうがいい
  立派過ぎないほうがいい
 立派過ぎることは 
  長持ちしないことだと
  気づいているほうがいい
 完璧をめざさないほうがいい
  完璧なんて不自然なことだと
  うそぶいているほうがいい
 二人のうち どちらかが 
  ふざけているほうがいい
  ずっこけているほうがいい
 互いに非難することがあっても
  非難できる資格が自分にあったかどうか
  あとで疑わしくなるほうがいい
 正しいことを言うときは
○○少しひかえめにするほうがいい
 正しいことを言うときは
○○相手を傷つけやすいものだと
○○気づいているほうがいい
 立派でありたいとか
○○正しくありたいとかいう○○○

  無理な緊張には色目を使わず
○○ゆったりゆたかに
○○光を浴びているほうがいい
 健康で風に吹かれながら
○○生きていることのなつかしさに
○○ふと胸が熱くなる
○○そんな日があってもいい
そしてなぜ 胸が熱くなるのか
○○黙っていてもふたりには
○○わかるのであってほしい

2014年1月30日木曜日

〇2013-12-22(日)大阪府東大阪市「司馬遼太郎記念館」

司馬遼太郎記念館」←リンク
ボクは司馬遼太郎の大ファンだった。その著書はほぼ全部買って読んだ(「ひとびとのアシ音」だけは読み辛くて途中で投げ出した)。記念館が出来てから、ボクはきっと探訪しようと決めていた。が、大阪(というより大都会)に車を乗り入れるのが苦手で遷延していた。それを遂に実現した。
↓入口
 旧自宅玄関

 ↓書斎。ここで司馬遼太郎は執筆した。

↓「書斎 書斎はまさに司馬遼太郎の創造空間です。周囲の資料館は未完に終わった『街道をゆく―濃尾参州記』を執筆していた当時のまま保存しています。手前のサンルームでは資料を読んだり庭の木々をながめて休息したりしていました。庭は、雑木林のイメージでつくられています。クス、シイ、ヤマモモ、ツツジ、ヤマブキなどの樹木や草花が四季の風景を演出します。司馬遼太郎は、自然のままのたたずまいを好み、書斎の前にある”土管”にも、ナノハナやツユクサを植えて眺めていました。」
 ↓書斎のガラス戸越しに中を写す。が、反射してよく写らない。手前に執筆机・壁に書棚。
 右側に、書斎の奥の間の書棚が見える。
 ↓書斎の中


自宅前の庭を奥に進むと「司馬遼太郎記念館」の入口がある。安藤忠雄の設計らしい。
 90°起こしてみる。
 ↓以下、案内パンフより。入口正面の窓ガラス。
 茶色い壁の様に写っているが、すべて蔵書。記念館内には全蔵書8万冊の内2万冊が収められている。
 地下ホール。講演会などが催される。
スタッフの人数が多く・またその躾も徹底していて、記念館を運営する財団法人の財政的基盤がよっぽど豊かであることをその点だけからでも思わせる。