〇芭蕉と山中温泉で別れて先に旅立った曾良は「菅生石部(すごういそべ)神社」を訪れる。
8月5日に芭蕉と別れた曾良は同日大聖寺の全昌寺に入って泊った。随行日記によると、
「六日 雨降る。滞留。未の刻、止む。菅生石(敷地※と云う)天神拝す。‥」※菅生石部神社は「敷地天神」とも呼ばれる。芭蕉が参拝したかどうかは不明だが、多分していない。大いなる寄り道だから。曾良は神道家だったそう。
〇それにしても腹痛を起こして先だった曾良が大きく寄り道をしてこの神社を訪れたのは不思議。曾良の行動には不審が漂う。
「国幣小社菅生石部神社」〇案内立看→「この神社は式内社で、加賀地方では白山ヒメ神社に次ぐ大社であり、古来の由緒を物語る史料や文化財などが多く残されています。また、毎年2月10日には竹割りの奇祭として知られる「御願神事」が行われます。」
神門
神楽殿
拝殿
↓本殿
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