ツグミ
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日本国内では、全国で見られる代表的な冬鳥である。各地へ分散して越冬したものが晩春になると次第に集まるようになり、群れを成して北方へと旅立つ。
食性は雑食で主に土中に潜むミミズや虫、また熟したカキなどの木の実も好んで食べる。
越冬中はほとんど鳴くことがなく、日本国内では春の渡り直前のわずかな時期にのみ鳴く様子が観察される。その日本国内ではほとんど鳴く様子を見られない生態から、口をつぐむの意で「ツグミ」と呼ばれるようになった。
1970年代以前はかすみ網により食用として大量に捕獲され、焼き鳥屋で一般的に供されていた。野鳥保護の運動の高まりとともに、ツグミはそのシンボルとなる。現在は鳥獣保護法により禁猟である。
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