2016年4月9日土曜日
〇奈良県宇陀市で有名桜を探訪。お目当ての談山神社も参詣。桜が満開でこの世ならぬ景色を満喫。
〇七尾の家に走り込んだのが22:30。奈良県の多武峰・談山神社を出発したのが16:30。とにかく無事に辿り着いた。昨夜はセレナの中でよく眠れなくて夜中に道の駅のトイレに行ったりして朝目覚めたのが08:30。出遅れ気味に道の駅を立ったのが09:00。近くの「又兵衛桜」から探訪。近かった。既に人が出ていた。年寄りばかり。近くの公園に柿本人麻呂公の騎馬像があった。かぎろひの丘公園というのもあって、どうやら宇陀は柿本人麻呂公と縁が深いらしい。研究の必要がある。近くに天益寺(てんやくじ)の桜と云うのもあって訪れたが、これは樹齢200年だそうで若過ぎ。折角宇陀に来たのだから「宇太水分(うたみくまり)神社」に参詣して行こうと訪ねたが、これが旨くいかなくて今日一番の時間の浪費。ボクの頭の中の宇陀の地図が狂っていた。榛原(はいばら)と宇陀を走り回ってやっとこさ訪ね当てた。何度も訪れているのにどうしたことか。本殿五棟が並んでいるが、そのうち三棟が国宝、二棟が重文という凄い神社。三棟の国宝本殿は春日造り。撮影は自由。ボクはこの神社が大好き。この後、山奥の佛隆寺にある千年桜を探訪した。今回見て回ったそれまでの桜は皆若く細くて期待外れだったが、ここの桜は貫禄があった。神代桜と云えるほどの貫録ではないが、樹齢は七百年はあるんじゃないか。他に宇陀・室生界隈に探訪推奨の桜が三、四本あったが、樹齢が二、三百年程度なので省くことにした。そしていよいよ多武峰の談山神社へ。ここで時間を贅沢に使おうと思った。談山神社は予想以上に素晴らしかった。花は葉桜になっていると思っていたが、多武峰は奥山だけのことはあって花は今が満開で花の色には輝きがあった。しかも談山神社の社殿はどれも造りがユニークで古色の朱色。重文建造物が十棟ほどもある。花と社殿の取合せは絶妙。絵になる景色。ボクは時の経つのも忘れていた。今日はアップダウンがきつ過ぎた。談山神社に来た時点でボクの足は参っていたので、長谷寺の桜の鑑賞は圏外に去っていた。そうなると一気に七尾に戻ってヌクヌクと布団に包まって寝るという選択肢が生じたので実行したという次第。
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