2017年9月28日木曜日

〇9-21(木)山梨県甲州市「恵林寺(えりんじ)」重文四脚門、心頭滅却すれば火もまた涼しの寺

〇恵林寺は臨済宗妙心寺派。甲斐武田氏の菩提寺。大寺
↓総門
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↓参道奥に赤門・四脚門が見える

〇重文・四脚門(赤門)


↓潜る



↓さらに進むと参道奥に三門が見える。手前に大池がある
〇三門・山梨県指定有形文化財。
天正10年(1582)織田・徳川連合軍の武田領侵攻により武田氏は滅亡する。織田氏は恵林寺に逃げ込んだ佐々木次郎(六角義定)の引渡しを要請するが寺側が拒否したため恵林寺は焼打ちに遭った。この際、快川紹喜和尚が燃え盛る三門の上で「安禅必ずしも山水を須いず、心頭を滅却すれば火も自から涼し」(碧巌録43則)の偈(げ)を発して火定(焼死)したといわれる。
↓開山堂兼法堂。後方の大屋根は本堂



↓鐘楼
↓三重塔

↓庫裡。左端に式台(玄関)・本堂が見える。明治38年(1905)の出火で、庫裏・本堂その他の堂塔伽藍のほとんどは焼失。庫裡・本堂はその後再建
↓式台・玄関
↓本堂


↓明王殿。武田不動尊が祀られている

↓経蔵

〇庭園は国指定名勝

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