2011年3月3日木曜日

2/19(土)、京都府宇治市「宇治上神社」

宇治上神社は明治維新まで宇治神社と二社一体として崇拝されてきた。それぞれ離宮上社、離宮下社と呼ばれていた。祭神はウジノワケイラツコノミコト。

桐原水

春日神社・国重要文化財。祭神はタケミカヅチノミコトとアメノコヤネノミコト
国宝・拝殿。鎌倉時代初め頃の造営。日本最古の拝殿。屋根は切妻屋根の両端に庇をつけた構造。神殿造りで住宅風。

国宝・本殿。平安時代後期の造営、屋根構造を支える蛙股の様式が古風。日本最古の本殿と見られている。流造りの覆い屋の中に、一間社流造の社殿が三棟横並びしている。

絵葉書を引用
覆い屋の中の三社殿。絵葉書を引用

2/19(土)、京都府宇治市「宇治神社」

宇治平等院から宇治川を渡った対岸に「宇治神社」がある。祭神はウジノワケイロツコノミコト、応神天皇の皇子。

桐原殿



2/27(日)、京都嵐山「野宮(ののみや)神社」

伊勢神宮に奉仕する内親王(斎宮)が潔斎のため居住された跡、野宮(ののみや)という。野宮は嵯峨野の地に設営された。斎宮に立たれる内親王は初め皇居内の初斎院で一年間潔斎された後、嵯峨野の野宮(仮宮)に移られて三年間ほど潔斎され、それから斎王群行を仕立てて伊勢神宮に向かわれた。野宮のことは源氏物語にも出てくる。
「黒木鳥居」
左から「白峰弁財天」、「野宮大神」、「愛宕大神」
白福稲荷神社
大山弁財天
以下は斎宮行列の写真。神社向かいの参集所に掲示されていた。神社は小さいが、祭典は大きい。
野宮神社の黒木鳥居を潜る場面
竹林を縫う道


嵐山・保津川。潔斎の場面

2/27(日)、京都嵯峨野「二尊院」

「小倉山・二尊院」山門紅葉の馬場
本堂
御奈良天皇勅額「二尊院」
本尊《阿弥陀如来》《釈迦如来》の二尊像。並んで立っている。意外に小ぶり。本堂で購入した写真を引用。
法然上人足曳きの御影。案内パンフより引用
境内右手の堂宇群。中央・九頭竜弁財天堂、左・位牌堂、右・鐘楼(しあわせの鐘)。鐘楼左横の石段は山上にまで通じていて、山上には有名公家貴族の墓が並んでいる。二条家、三条家、三条西家、四条家、鷹司家等。三帝陵もある。
位牌堂
九頭竜弁財天堂
墓道石段
法然上人御廟

「角倉了以」像。高い石段を登ると了以の墓もある。
ここは、小倉餡の発祥の地だそう。

2/27(日)、京都嵯峨野「常寂光寺」

天龍寺の北門を出て青竹の竹林道を辿ると、嵯峨野の「常寂光寺」に出る。
仁王門
本堂に至る石段
本堂
妙見宮
多宝塔・重要文化財

開山堂
かせん祠

本堂、背後の山は「小倉山」
仁王門に下りて行く道
「小倉百人一首編纂之地」の石碑。百人一首編纂地と主張する所は三箇所ほどあるらしい。