〇７／１６（水） 松尾芭蕉「奥の細道」読了。

〇今夏の大旅行は、松尾芭蕉の「奥の細道」を仔細に辿ることにした。下道を走ろうという発想から出た。それも、この六月で高速道の週末休日半額割引が打ち切られたからで、これからはできるだけ下道を走って老後の生活資金を節約しようと涙ぐましい決心をしたら不図閃いた。どうせ下道を走るのなら先ず手始めに「奥の細道」を松尾芭蕉の歩いた通りに旧道ばかりを走ってみるのも面白かろうと。そこで先日文学全集を開き、「奥の細道」を読み始めたという訳。何せ小冊なので、少しずつ読んでいっても目に見えて終わりに近づく。それが今日、遂に第一回目を読了した。頭が老衰しているので、三回ほど読み返さないと仔細が頭に残らない。ほとんどがこの五年間の旅で行ったところばかり。しかし、松尾芭蕉の辿った道をできるだけ忠実になぞっていくのはなかなか新鮮。