2015年8月1日土曜日

〇不破の関跡・藤古川を挟んで、天武天皇(大海人皇子)と弘文天皇(大友皇子)を祭神とする二つの神社が対峙する。

〇「郷社・井上神社」 藤古(ふじこ)川の東側にある。
 「井上神社 六七二年に、ここ藤古川をはさんで西軍の大友皇子(弘文天皇)と東軍の大海人皇子(天武天皇)の天下分け目の戦がありました。この壬申の乱で、大海人皇子が大勝利を収めることができたのは、特に地元美濃出身の兵士らが活躍したからだと言われています。この神社は天武天皇を祭っています。一方右岸にある山中、藤下(とうげ)の八幡神社には、弘文天皇が祭られています。」
 ↓井上神社



 祭神は天武天皇。
 〇「村社・若宮八幡神社」 藤古川の西にある。


 祭神は弘文天皇(大友皇子)
 ここは関ケ原の隘路。神社本殿の真後ろを東海道新幹線が全速力で通過する。その場面を写真に収めるチャンスがあったのに‥‥残念。

〇不破の関跡周辺は、日本史上二度の大決戦(壬申の乱&関ヶ原の戦)の舞台となった。近頃流行りの言葉でいえば「地政学」上、日本の東西が反りを接する要点なのである。日本の東西は歴史上性格を異にすることの反映でもある。

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