2016年6月2日木曜日

〇5/4(水) 福山市鞆の浦「沼名前(ぬなくま)神社」 重文・能舞台を訪ねる

〇快晴で暑い中、医王寺から下りて鞆の浦の市街地を反対側の沼名前神社まで歩く。
↓一の鳥居

  「国幣小社・沼名前神社」
〇この神社は、大綿津見命(おおわたつみのみこと)を祀る渡守(わたす)神社と素佐之男命(すさのおのみこと)を祀る祇園宮が一緒に祀られている。延喜式内社。渡守神社は海上安全祈願の神社で、祇園宮は無病息災を祈願する神社。京都の祇園宮・八坂神社はこの祇園宮から移されたともいわれている。
 二の鳥居

 随神門
  
 ↓神馬舎 神馬(模型)がここに一頭いるが、この神社には驚くべき所にあと二頭いる。
 ↓お目当ての重文・能舞台を発見
 ↓能舞台・重文 普段は板で囲われている
 ↓右・楽屋


 〇この能舞台は豊臣秀吉が愛用し伏見城内にあったもの。初代福山藩主水野勝成が将軍徳川秀忠より譲受けたと伝えられる。三代水野勝貞がこの社に寄進し、1738年この場所に設置された。この能舞台は、それぞれの材料に番号や符号をつけた組立式で、戦場にも持ち運べるようになっている。一重切妻造り、こけら葺き


 ↑↓ 能舞台の向かいにある能見所
 本殿境内へ

 拝殿
 ↓拝殿右側に、摂・末社が祀られている

 ↓右・渡守(わたす)社 左・八幡宮
 ↓驚いたことに渡守社に神馬舎が付属している。模型の神馬もいる。渡守社の神馬は首を下げている
 ↓首を上げているこちらの神馬は八幡宮附属の神馬舎にいる。模型
 ↓拝殿前から神門を見下ろす。遠くの山は仙酔島

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