2013年2月1日金曜日

〇四国88札所霊場巡り、第38番・高知県土佐清水市足摺岬「金剛福寺」

〇37番岩本寺から38番金剛福寺に至る道は遍路転がしの最難関。金剛福寺にたどり着く遍路の旅は壮絶を極める。前の三十七番札所から80余km、歩いたら約30時間、3泊4日はかかるという。四国霊場の札所間では最長距離。ボクが歩けば決死行で、道中何処かで必ず死ぬ。
〇金剛福寺。真言宗豊山派、本尊は三面千手観世音菩薩。
山門・仁王門
正面に本堂。
「補陀山」の掲額。字は嵯峨天皇の宸筆だという。
不動堂か。
九輪宝塔
本堂左に、愛染堂。
本堂前の庭園。大師堂方面を望む。

大師堂。
権現堂。
行者堂
本堂。左の屋根は愛染堂。
大師堂
愛染堂
本堂
山門を潜った所。南国の植物が生えている。

補陀落(ふだらく)渡海をした上人達の慰霊碑。即身成仏を目指した。空海の真言密教の教義に基づく。
〇次はいよいよ土佐国・高知県最後の札所霊場第39番「延光寺」。宿毛市にある。これまた遠い。昔のお遍路さんでこの金剛福寺を廻る往来の旅程で命を落とす人が結構いたに違いない。

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