〇「櫟野寺」で特筆すべきはその仏像群。本尊・十一面観音坐像をはじめ全部で20体が国重文に指定されている。本尊は櫟の立木に彫られたという伝承がある。坐像なのにその像高が312cmもある。坐像として日本最大仏像だと言われている。
仁王門
本堂。1968年に焼失して再建されたが、元の姿と似ても似つかない。
本堂の真後ろに本殿のような建物があるが、これは霊宝館らしい。
白い建物が多分霊宝館。本堂が焼失した時、仏像群は霊宝館に収蔵されていたため焼失を免れた。奇蹟的と謂えば言える。
本尊・十一面観音坐像・重文、平安初期、像高312cm。櫟の生木に彫刻されたという伝承を持つ。
↓木造・聖観音立像・重文、平安初期。170cm
↓木造・薬師如来座像・重文、藤原時代。像高222cm。
↓木造・聖観音立像・重文。像高168cm。
↓吉祥天立像・重文。104cm。
↓毘沙門天立像・重文、163cm
↓木造・聖観音立像・重文、103cm
↓木造・地蔵菩薩立像・重文、105cm。
↓木造地蔵菩薩立像・重文、97cm。
↓木造毘沙門天立像・重文
↓木造十一面観音立像・重文、95cm。
↓木造聖観音立像・重文、180cm。
↓木造聖観音立像・重文、102cm。鉈彫像。
↓木造吉祥天立像・重文、100cm。
以下四体の欠損観音像は一体として国重文。
↓木造地蔵菩薩坐像・重文、平安末期。111cm
↓弥勒仏坐像。
大正9年撮影の旧本堂。
↓霊木・櫟の大木の根。
大正9年撮影の櫟の霊木。
参詣者休憩所にある櫟の霊木から作られた遺品。
相撲場がある。
東門。焼け落ちた本堂の向拝部分だけが焼け残ったのでそれを残すためにこの門が建てられたそう。唐破風の部分が向拝の焼け残り。
旧本堂向拝部分。
2013年2月16日土曜日
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