2015年11月14日土曜日

〇8/13(木)尾花沢市「山刀伐(なたぎり)峠」、旧道を探索

〇五月の奥の細道紀行で山刀伐峠を通った時は、主要地方道尾花沢・最上線で来てそのまま峠の下を潜り抜けるトンネルを走ってしまった。芭蕉と曾良が屈強の若者に案内と護衛を頼んで越えたかつての峠道は通らずじまいだった。それが残念だったので、この夏休み旅行で再挑戦することにした。
↓山刀伐峠の尾花沢側登り口に到着
 ↓黒く見える道が「歴史の道(芭蕉と曾良が越えた道)」、橙色の道が旧道(車道、今回セレナが越えた道)、左側の灰色の道が主要地方道(ボクとセレナが通った道)。下方が尾花沢方面、上方が最上町方面。上方が難所。
 ↓以下、歴史の道
 ↓垂れ下がった案内板には「是より屈強の若者の住む市野々へ」と書いてある。





 ↓車道(旧道)の左に、歴史の道が顔を覗かせている。



 ↓左側から歴史の道が車道に顔を出す。


 ↓「子宝地蔵尊・入口徒歩3分」
 ↓車道頂上。ここから右側の崖に「歴史の道」は下って行く。
 ↓崖を下るようにして下りて行く芭蕉時代の道は「十二曲り」と呼ばれた。
 ↓子持ち杉・子宝地蔵尊への登り口(歴史の道)。芭蕉と曾良はこの道を登って行った。
 ↓芭蕉時代の峠まで250m。

 ↓先ほど紹介した「十二曲り」下りは、この道に接続していた。ここから「十二曲り」上りとなる。




 ↓十二曲り上り道をちょっと登って車道を見る。



 ↓屈強の若者が先を行く。腰に反り刀を一本差して。遅れながらも芭蕉と曾良がフウーフウー喘ぎながら追っていく。
 ↓最上町方面の図。下方の横断歩道標識様の白い線が山刀伐トンネル(主要地方道・尾花沢最上線)、茶色の線が旧道(車道)、ピンクの線が歴史の道(芭蕉と曾良が攀じ登った道)
 ↓以下は車道・旧道。尾花沢側。

 ↓車道・頂上


 ↓雨で曇っている。

 ↓「山刀伐峠越えは修験の道であって、普通の人の通れる道ではなかった。古くから出羽三山参詣道者が越えた信仰の道であった。」
 ↓最上町方面に下る。



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