2018年5月1日火曜日

〇《イザベラバード紀行(2》)5-1(火)晴。下道を走り続けて春日部・栃木・鹿沼・例幣使街道を経由して日光山到着。今日は新いろは坂を登って中禅寺湖・戦場ヶ原を経由して湯元湖畔の湯元温泉探訪。

7時半目覚め。即出発。春日部へ。下道を走り続けた。2時間もかかったか。
↑春日部駅西口。春日部には名所が無い。
春日部を起点に栃木市を目指す。途中「利根川」を渡るのが目的。イザベラ・バードは「利根川を渡る」と特筆した。国道4号線で利根川を渡った。
↑利根川渡河中。助手が要ると思った。
下道を走り続ける。栃木市街に着いたのはもう12時頃でなかったか。栃木市は古い街並が売り物だが、川越と比べると全然大したことが無い。気恥ずかしい位のもの。
↑栃木市内の古い街並。
鹿沼を目指す。下道は時間を食う。鹿沼到着は午後2時頃か。イザベラが通った「例幣使街道」に入った。
↑例幣使街道の杉並木
これが杉並木保存のために新道に誘導されたり通行止めになったりしていて方向感覚がまるで狂わされた。
今市で宇都宮から来る日光街道と例幣使街道の分岐点がある「追分地蔵」の辻になんとか到着。↓追分地蔵

今日は「金谷邸跡」探訪や東照宮参詣には遅いので、先にイザベラがわざわざ赴いた湯元温泉の探訪を済ませることにして、登り専用の新いろは坂を駆け上がって中禅寺湖・戦場ヶ原を経由して湯元湖畔に行った。↓戦場ヶ原
 ↓男体山
標高1300m超の高地だけに肌寒く、まだ桜が咲いていた。白樺の木の白さ・木々の若葉の新緑が映えて絵になっていたので写真をたくさん撮った。
↓湯元温泉・泉源

 ↓湯元温泉

湯元湖に行く途中「龍頭(りゅうず)の滝」に出くわした。この滝の水源は湯元湖。戦場ヶ原を流れて果ては中禅寺湖に流れ込む。なかなかの見栄えの滝。
 瀧は途中で二筋に別れ、最後に龍の二本の髭のようになって現われる
華厳の滝もイザベラは見物したが、ボクは何回も見て写真も貯めてあるので今日は省略。
湯元温泉を立った時は夕方6時。下り専用となった旧いろは坂を下った頃はもう暗かった。今夜は「道の駅日光」に泊まる。今市にある。
明日はイザベラが世話になった「金谷邸跡」を見、東照宮を参詣し、現在の日光金谷ホテルを見る。明治10年、イザベラを10日ほど泊めた金谷邸の主人は、外国人を泊めるホテルを経営する夢を語った。夢は一旦実現したが、後の代で経営破綻した。しかし奇蹟的に復活を遂げている。そう言えば中禅寺湖に面した山麓にも「中禅寺金谷ホテル」があった。金谷邸の後裔の金谷ホテルを見てから、明日のうちに日光を後にする。鬼怒川沿いに北上し、会津西街道を山奥に辿って行く。どこまで辿り着けるか、不明。

0 件のコメント:

コメントを投稿