この小さな鳥居の様な入口から入る。潜った当時は別に奇異に思わなかったが、今考えてみるとお寺に入山するのに鳥居を潜るのは変と言えば変。空海が四国を巡り歩いた時代は神仏習合の時代、特に真言密教は神仏一体、別に不思議はないんだが、明治維新で断行された神仏分離の嵐を経ているだけにちょっと変。ここは四国、空海の世界だぁと思えば変ではないかf(^_^;)。
山門。
四国第1番・霊山寺。
さすが第一番札所。ここで御遍路さんは、白装束を身にまとい、手に錫丈杖、頭に菅笠の御遍路姿に変身する。
本堂の前に立って微笑んでいる完全正装のモデルさん。
手洗水
大師堂
五智如来塔。真言密教寺院ではこの塔が付きもの、教義の奥義を体現しているそう。
四国の真言宗寺院では、お地蔵さんが尊崇されていることが多い。
不動堂。中に坐ます不動明王はカワイイ。
本堂
本堂内の敬虔な善男善女達。この寺では、これから僕を大概悩ますことになる「撮影禁止」の貼紙はない。さすがに第一番ともなると大らかなもの。
本堂の脇で装身衣・装身具などを売っていて(貸していてかな?)、ここで御遍路姿に変身する。
引きも切らず御遍路さんが続々到着する。
ここにセレナを駆って来る道中、「阿波一の宮・大麻比古神社」の案内標示を目にした。僕の目はこういうモノは見逃さない。当然足を伸ばす、と言っても極近い。鳴門市郊外の大きな谷間にあたるこの辺りは、人呼んで「阿波のまほろば」。巡礼第二番「極楽寺」も近い。
0 件のコメント:
コメントを投稿