2012年5月10日木曜日

〇九十九里浜。この浜を走り抜けるのが今回の旅行の眼目だった。

九十九里浜は地理少年だった吾輩のかねてから憧憬の地勢。一度は見ておきたかった。その浜にとうとう立ち、そして北端から南端まで駆け抜けた。東北大震災津波の後だけに、砂浜のみを盾にする海岸沿いの県道・街並を走りながら常に海の彼方・鹿嶋灘からいつの日か多分押し寄せて来るであろう大津波を想像せざるを得なかった。そしてその日の惨状が見えて心を痛めるばかりだった。
↓九十九里浜・北端の海岸。北の海岸は砂浜が海蝕されて貧相になっている。コンクリートで護岸され、波消しブロックが砂浜に設置されている。
浅瀬に居る人達は、足で探って貝を採っているらしい。


↓左端に海に突き出た突堤が見える。これで海蝕を緩和しているらしい。
↓右端に海蝕緩和の突堤が見える。
↓少し南に下がったが、やはり北の方の海岸。ここでは完全に砂浜が消滅している。満潮なのかも知れないが、それにしても砂浜は風前の灯に違いない。砂浜養生のための突堤が見える。
↓突堤が遠近に二本並んで見えるのを写した。


突堤が見える。
↓さらに南下して九十九里浜の中ほど近くに来た。砂浜がかなり豊かに残っている。小砂丘の様に盛り上がっている。




↓海蝕緩和・砂浜養生のための突堤が二本見える。
↓小砂丘と市街地の間に灌木の林が広がっている。


↓さらに南下して九十九里浜の中ほどより南寄りの浜でなかったか。広大な砂浜が残っている。








↓貝採りが残した残骸があった。九十九里浜の豊かさが分る。
差し出した吾輩の靴先と較べると貝殻の大きさが分る。


↓九十九里浜の南端・一宮町近くの海岸。砂浜がしっかり残っている。




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