2016年5月2日月曜日

〇5/2(月)播磨国一ノ宮「伊和神社」、播州姫路「姫路城」・増位山「随願寺」

〇今朝は昨日の罰当りの余波から始まった。目を覚ましたら八時四十五分。予定では八時に出立して九時には姫路城前の駐車場に入り込んでいるはず。道の駅の向かいが、播磨国一宮・伊和神社。先ず参拝し敬意を表することから始めた。ボクだけしか居なかった。それから出立。姫路城近くの臨時駐車場に入り込めたのは十一時。大手門を潜った段階で案内されたのは、天守閣まで一時間、天守閣の中で一時間を要する、とのこと。ボクは千円で入城したが、天守閣に行く列には加わらずそれまでに撮影可能な天守閣(大・中・小の三天守閣が見事な構成美を見せている)の写真を撮って引き返した。ボクは以前大天守の修復中に天守閣の真下まで入り込んでいるのでそれで好いのだ。大天守に登ったところで美しい写真は一枚も撮れない。陽に輝く純白の三つの天守閣をしっかりこの目に焼き付けた。
〇駐車場で計画を立て、姫路でもう一つ文化財の豊富な寺院「随願寺」を探訪していくことに。駐車場を出たのが午後一時半。ところが楽勝と思ったこの寺にどうしても会えない。カーナビに所在が浮かび上がって来ない。姫路市の文化財課がホームページに問い合わせ先として電話番号を記していたので架けてみると、増位山と云う山の山頂だという。広峯神社の立地する広峯山と連山を成す山だという。結局辿り着けたが時間を食い過ぎた。下山したら午後三時半。随願寺の立地する山上は厳しい環境。山下との交流はほとんどない。昔は広峯神社と並んで修験道の聖地だったろうが、今は廃れている。寺院の経済的基礎はどこにあるのだろう。
この時点で難しい情報に接していた。昨日、姫路市書写山円教寺のビラで5/3~5の3日間秘仏の多くが大公開されると知った。円教寺は一度訪ねたが、伽藍も仏像もとにかく古くてしかもスケールがデカい。文化財としての値打ちが熱気を発している。公開してくれるのに見ないという手はない。その日程をどこに入れるか。日程は朝一番にセレナを駐車場に入れることと決まっている。この日程が増位山を下山した今日これからの日程に絡まってくる。ボクは5/5の朝一番に姫路に戻っていて書写山に登ろうと予定した。それで今後の予定を早め今日のうちに備前国・岡山県瀬戸内市の古刹寺院に五時までに滑り込んで出来れば二つの拝観を済まそうと思った。
〇ここは山陽道・福石PA。この手前で脳の力が尽きた。睡魔に呑み込まれそうになった。滑り込んだのが午後四時。今日のセレナの運転はここまで。店仕舞いが早過ぎそうだが車中ですることは沢山ある。ブログ報告の作成、写真データの整理、予定のNet検索等々。外に密かに進行中の二大プロジェクトがある。次女の成長写真記録の整理製本化と流浪の画家ブログの製本化。こんなIC時代だからこそ手軽にできる巨大プロジェクト。
明日は瀬戸内市で古刹二寺を廻った後、いよいよ玉野市渋川海岸で西行像と会う。果たして会えるだろうか。

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