大安寺は日本最古の寺の一つ。その縁起はゆかしい。先ず聖徳太子が平群の地に「熊凝精舎」を建立。遺言でこの一院を国の大寺にするよう、舒明天皇に託す。天皇は日本最初の官寺である「百済大寺」を建立。次いで飛鳥藤原京で「高市大寺」になりさらに「大官大寺」になった。そして平城遷都に伴い現在地に移されて「大安寺」となった。南都七大寺の一つ。
↓ 南大門 南大門を潜ると、傍に往古の南大門の礎石跡を示すモニュメントが置かれている。奈良時代の南大門の壮大さが想像できる。当時、南大門の前(南)には、東塔と西塔が建っていた。七重の塔だった。 南大門を潜ると目の前に、奈良時代の中門の位置を示す石碑が立っている。石碑の背後の林の中に立っているコンクリート建物は讃仰堂(宝物殿)。
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