2012年1月12日木曜日

〇広島県生口島「耕三寺(こうさんじ)」。異形の私寺。

生口島に近時建てられた「耕三寺」は私寺である。関西で成功した実業家が一家の菩提寺として建立した。その寺院を参拝しに行くというのはおかしなもの。吾輩は観光・物見遊山に訪れた。入場料は1,200円。越前大仏の入場料と比べれば一桁安い。高いがリーズナブル。
↓門。ケバイ。 ↓山門。


↓鐘楼


真正面に五重塔。意外に小さい。




この寺の伽藍構成は基本的に左右対称形。この建物も左右対称にある。


↓「西の東照宮」という呼び名の由来の門。もう既にかなり剥落していてうす汚い。「陽明門」との比較などおこがましい。




門を守護するのは四菩薩。↓千手観音菩薩・門の前面


↓如意輪観音菩薩・門の前面


↓十一面観音菩薩・門の後面


↓聖観音菩薩・門の後面


陽明門的門は普段は通れない。両脇のこの通路を通る。


門から両側に連なる回廊


廻廊の中に仏道修行の浮彫が並ぶ。


四天王像も立つ。


陽明門的門を潜ると正面に金堂的建物がある。


金堂的建物の両翼




金堂的建物両翼の一角に国重文・釈迦如来像が坐している。








↓多宝塔が見える。






千仏洞地獄峡入口



未来心の丘入口
未来心の丘

後味の悪さが残る寺院探訪だった。この寺院探訪で時間を費やしたので隣の《平山郁夫記念美術館》探訪は断念。

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