2018年6月6日水曜日

〇5-26(土) 秋山郷「大赤沢」。木工店「山源」、蛇淵の滝

〇大赤沢に着いた。
 ↓中津小学校大赤沢分校

 ↓平たい山が苗場山。右端と中央の建物が木工匠「山源」
 ↓大赤沢八幡宮。
 〇ボクは「大赤沢」には小学校もあるし、八幡宮もあるし、木工匠「山源」の事業所もあるし、てっきりここが秋山郷の中心地だと思った。実は次の「小赤沢」が中心地だった。しかし普通は中心地の方に「大」の文字を冠するんじゃないか。もう少し調べて探訪すれば好かったと悔やまれる。小赤沢までは行っておきたかった。山源で入手したバンフの中に古図があった。昔(多分江戸末か明治時代)秋山郷に入った物好きな人が書き残した絵図。それに秋山郷各村の戸数が認めてあった。
それによると、大赤沢は9軒、小赤沢は28軒。下流に行って前倉は9軒、見倉は3軒、上結東(石垣田のある所)は29軒、逆巻(さかさまき・猿飛橋を渡った所)は4軒。上流に行くと、屋敷(布岩のある所)19軒、上野原13軒、和山(天池・鳥甲山の絶景がある)5軒、湯元(切明)不明だった。秋山郷は全村合せても百数十戸の郷だったのだ。如何に貧しい郷村だったかが分る。秘境過ぎて徴税が見逃された可能性がある。徴税されていたら、秋山郷での生活は多分成り立たなかったろう。
〇以下「山源」の店の前に展示されている古大木

 ↓軒下に6本並べてある
  



 ↓木工芸「山源」
 山源に貼ってあったポスター
 〇山源の傍にあった「蛇淵の滝」の案内板
 急な階段で谷底深くに下りて行くと滝を展望できる台が設置されている

↓道端にシャガの花が咲いていた。アヤメ科アヤメ属
 ↓滝から息を切らして登って来たら鳥甲山らしき山が見えたので撮影。左奥の山。
〇ボクの秋山郷探訪はここで終わりを告げた。くどいが小赤沢までは足を延ばしておくべきだった。

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