2018年6月21日木曜日

〇6-17(日)郡上市白鳥石徹白(いとしろ)「白山中居神社」

〇江戸時代中期、この神社の宮司が権力欲に取りつかれて「石徹白騒動」と呼ばれる凄惨な騒動を引き起こした。神社の運営は元来12名の主だった社人の評議で執り行われていたが、時の宮司が自分は先祖代々永代の宮司だと称して権力を独占した。金森藩郡上郡役所の役人には賄賂を使った。石徹白村は500戸余の小村だったが、この宮司は自分の権勢に従わぬ村人300余戸を追放した。身分社会のこの時代、追放された村人たちは他村で塗炭の苦労を味わわされた。追放された村人達は郡役所に訴え出たが取り合ってもらえず、遂に代表を江戸に送り幕府の目安箱に「箱訴」した。箱訴三度に及んで漸く幕府の耳に入り寺社奉行から評定所に管轄が移されて村の有様、宮司と郡役所との結託等の悪事が露見した。郡上藩主は改易、その他関係した役人達も解任され、死罪も数名に言渡された。追放された村人の過半は3年後に村に戻ったという。こんな小さな村でどうしてこんな悲惨な権力闘争が繰り広げられたのか。山奥深くの隔絶された村だからこそ生じたものなのか。権力欲に取りつかれた小人は凄まじいことをするという教訓。
↓「金幣社」という社格が表示してある。ボクは初めて見る。






 ↓本殿境内は宮川を渡って着く
 ↓宮川
 ↓対岸の境内
  
 ↓右手前・大宮殿。中央奥・本殿
 ↓大宮殿(幣殿・斎殿)
 大宮殿の祭神は「菊理媛大神」。「キクリ媛」は元は「高句麗媛」。朝鮮渡来の神の可能性大。
  ↓本殿

 本殿祭神は、イザナギ・イザナミ大神
↓須賀社
祭神は素戔嗚(スサノオ)大神。
〇この神社の裏山300mの所に「浄安杉」と呼ばれる大杉がある。今から8年前にボクはその大杉に会っている。以来今回白山中居神社を再訪するまで、その杉をボクは「石徹白の大杉」と勘違いしていた。後で「浄安杉」と「石徹白の大杉」の写真を紹介する。

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