先日の「彩の会」。T.J子さんが鯵の開きを描いていた。背のバジタ―ブルー調の輝きが美しくて感心して観察していたら(鯵の開きの方)、ベタベタ画面に色を措いていた彼女が「三林さん、やってみて」と言い出した。手持無沙汰だったので、ドレドレとばかりに席を代わった。彼女が塗り付けた地の絵具が頑強で思うような色になかなかならない。四苦八苦しながら40分もしたら時間が来た。筆を措こうとしたら彼女が「サインもいれて」と言ったが、不本意だったのでそれは拒否した。吾輩は女に弱いが、「流浪の画家」としての矜持が優越した、さすが。
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