2011年7月11日月曜日

6/4(土)京都大原「来迎院(らいごういん)」

大原・三千院は南は「呂川(ろせん)、北は「律川(りつせん)」に仕切られた敷地に存在している。両川を併せて「呂律」。ろれつが回らないの「呂律」。「呂川」の谷間に入っていくと、この「朱雀門」がある。三千院の正門。だが、開かずの門になっている。 朱雀門を過ぎて呂川の谷をさらに進むと独特の景観が現れる。三千院の塀道。

来迎院の山門

鐘楼

本堂



本尊の阿弥陀三尊像。向かって右端に多聞天像、左端に不動明王。

融通念仏宗開祖・聖応上人御廟

この石造三重塔は、重文。

境内の奥深くに「音無しの滝」がある。
来迎院の山号は「魚山(ぎょざん)」。これは、中国の声明寺院の山号そのもの。来迎院は、天台宗の声明道場として一世を風靡した。大原にはかつて声明読経の声が溢れた。ここでの声明が邦楽(謡曲・浄瑠璃)の草分けと言われている。来迎院は、焼亡を繰り返して今は往時の面影がない。

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