2012年7月11日水曜日

〇諏訪大社「上社・本宮」(2)、諏訪市

 ↑勅願殿・祈祷所
 ↑↓ 参拝所。一般参拝者は、ここから拝殿に向かって参拝する。
 ↓ 参拝所から見た拝殿(中央唐屋根)。拝殿の裏が幣殿になっている。幣殿の奥に、普通なら本殿があるが、諏訪大社上社本宮には本殿がある。本殿がなくて神居の森がある。諏訪の神は、向かって右の脇片拝殿(写っていない)の後ろにある《硯石(すずりいし)》に天降る。中央拝殿の向かって左の翼廊が右片拝殿、右が左片拝殿。
 ↓左の新しい建物が西御宝殿、右が左片拝殿。
 ↓右片拝殿(左端に写っている)から直角に手前に折れて続くのが「脇片拝殿」。この後ろに神の憑代の《硯石》がある。
 ↓ 拝殿。真後ろに幣殿がくっ付いている。そして背後に《神居》の森が広がっている。この森が本殿に当たる。
《神居の森》のある境内から入口を逆戻りして一段低い表参道大鳥居の立つ境内に下りると、 ↓高島神社がある。
↓本宮一之御柱

↓雷電為右衛門の像

↓五穀の種池

↑「信濃国一之宮・諏訪大社・上社本宮」
「鎮座地 上社本宮(諏訪市)・前宮(茅野市)・下社秋宮(下諏訪市)・春宮(下諏訪市)」
「御祭神 建御名方神(たけみなかたのかみ)・八坂刀売神(やさかとめのかみ)」

↑ 天流水舎
↑ 神楽殿
↑ 勅願殿・五間廊(拝殿)
↓勅願殿・本殿

↓左・勅願殿、右・五間廊

↓ ケヤキの老大木



6 件のコメント:

  1. すみませーん <(_"_)> 勉強不足で、お宮さんのことはわかりません。ので、コメントができません φ(u_u*) むかーし伊勢神宮へは行ったことあります。あそこより大きいのでしょうか?神様の本家が伊勢神宮と思っていたのですが!?だんだん無知がバレてしまう。(〃_ _)σ゛

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  2. pacificvenusさんのコメントは久し振りだね。昨夕事務所の山崎さんが「最近pacificvenusさんの投稿ないですね(その心は、彼女のコメントがないと寂しい)」と口にしたばかり。お宮さんの知識・関心がなければ、無関係の話を書いてくれればいいんですよ。pacificvenusさんの陽気・楽天・進取の気風爛漫の文章に触れられるだけで、多分みんな愉快になれる(^_^)vそう言えば山崎さんがpacificvenus号が輪島に入港するって言ってたけど、本当ですか。伊勢神宮は、皇室の崇敬する神様が鎮座する社です。神様の本家となると幾つもあります。大和王朝成立以前の古代土着勢力王朝の神様の最有力本家が出雲大社です。大国主命を祀っています。八幡・住吉・稲荷の神様は、王権とは無縁に崇敬されてきた。諏訪の神様は、信州の地方王権を主宰してきた。大祝(おおはふり、神主みたいなもの)が即・神とされてきた特殊な地方。元は地方の神様だったが、今は全国区の神様になっていて末社・諏訪社が1万余もあるそう。

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  3. 追記。八幡神の本元は、豊後の宇佐八幡宮に鎮座している。東大寺の大仏建立の時わざわざ(ちゃべちゃべ)出張してきて霊験を発揮して全国区の神になった。弓削の道鏡が帝位に就こうとしたとき和気清麻呂が宇佐八幡まで神託を聴きに行き、道鏡の野望を阻んだ話は有名。京都南の石清水八幡宮はこの分家で、いつしか源氏の氏神のようになった。住吉の神の本元は大阪の住吉大社に鎮座している。稲荷の神の本元は、京都の伏見稲荷大社に鎮座している。白山神社の神様は修験道の神様。修験道では神仏が完全に混合している。御山が御神体。白山、御嶽山、羽黒三山、熊野大峰山など御神体が全国に散在していて隆盛だったが、明治維新の神仏分離・修験道禁止に遭って廃れた。その外にも本家本元たる神様はいっぱいいる。日本人の不思議さはこれらの神々を受け容れて悠然としていること。神様同士、喧嘩しない。神様の外に異国の仏様も受け容れているのだから、日本人の精神は計り知れませんねf^_^;

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  4. 解説ありがとうございます。難しくって "o(-_-;*) 3回くらい読みましたよ。そーか、天皇家のお宮さんが伊勢神宮ってことね!? (^-^ゝ 昔から神も仏もいっぱいいるのね!助かったー ♪(#^ー゚)v 大型客船は最近みんな輪島へ行ってるみたいです。こっちには全然こない!歓迎イベントちゃっちい!からだわ。まぁ、湾の中入るのも大変だしね (-。-;)

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  5. 「天皇家のお宮さんが伊勢神宮ってことね!?」←―実に正しい理解の仕方。祭神は天照大神です。伊勢の宇治山田に行くと、伊勢神宮の周りに倭姫(やまとひめ)神社とかの天孫族の神社が点在しています。道案内役を買って出た土着の神・猿田彦を祀る本家神社もあります。伊勢神宮に内宮(ないくう)と外宮(げくう)があるのは御存知でしょう。内宮の祭神は天照で、外宮は豊受神。豊受神は天照の食事を作る神で、元は丹後国に居たらしい。天孫族の神が畿内を放浪した時期があったが、そのとき世話になった豊受神のお世話がお気に入りで伊勢に呼び寄せたらしい。ところが神主同士は社格をめぐってあんまり仲が良くなかった歴史があるらしいよ。外宮の方が下に見られがちでコンプレックスがあって面白くなかったんだろうなぁ。天孫降臨をめぐっては九州に行くと面白い争いの現場を見られるよ。霧島の高千穂の峰と阿蘇の近くの高千穂峡谷、そのどちらが天孫降臨の舞台かで果てしない争いをしている。お陰様で両方を探訪する機会に恵まれる。しかも行ってみると、両方とも日本有数の大迫力の絶景。

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  6. どっちの高千穂か知らないけれど、ツアーで賽の河原!?を見て来たと友人から聞いたことがあるんですが、あれって仏教の話では?と思って、ちょっと検索したら、なんと全国に賽の河原がいっぱいあった! (◎_◎;) で、仏典には典拠がなく、民間信仰による俗信であると語源由来辞典サイトにありました。そーだったの!?

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