2016年8月14日日曜日

〇8/14(日)茨城県大子町「袋田の滝」、那珂市「静神社」「常福寺」、常磐道渋滞、行方市「道の駅たまつくり」で夕陽と筑波山を見る

〇朝八時半、茨城県の南・下妻から北端の大子(だいご)町にある「袋田の滝」を見に出発。この滝のことは最近知ったが、知ったが最後探訪せずには済ましてなるものかと心に期していた。西行法師も訪れた歌枕。《花もみち(紅葉) 経緯(よこたて)にして山姫の錦織出す袋田の瀧 西行》 その探訪を今日決行することにした。往路に2時間半かかる。それが事故渋滞に巻き込まれてさらに1時間余計にかかった。駐車場から滝までの道は長途の難路を想定してしっかり覚悟を決めていた。何としても乗り越える。それが肩すかし。素晴らしい道に整備されていた。始めから終わりまで緩やかな坂のトンネル道。四段の滝の観察が、トンネル道の高度を増すにつれて横穴がつけられていて可能。そして最後にはエレベータが設置されていて楽々と最上段の滝を見れる。素晴らしい。トンネルは新幹線でも通りそうな広くて明るくて立派なもの。遺憾なのは渇水期だったこと。だが文句を付ける気はない。渇水の不満を晴らすためエレベータ出口には四季折々の滝の表情豊かなポスターが四枚貼られているのだった。ほとんどの人は見ないが、ボクはしっかりカメラに収めた。
〇滝から30数キロ南下して那珂市に戻り2箇所の社寺を拝観した。
一つは「静(しず)神社」。常陸国二ノ宮とか。奈良時代の古い銅印がある。重文。
二つは「常福寺」。浄土宗。すべての堂塔伽藍が修復(新築か)されていた。重文の書画等がある。
〇那珂市を発った時夕暮れまでにもう一か所、重文建造物を拝観しようと計画していたが、常磐自動車道が渋滞で断念。石岡ICで下りて土浦に出て霞ヶ浦大橋を渡り行方(なめがた)市に入ったところで夕暮れ。道の駅「たまつくり」で今夜は泊まることに。今日は不作だったなぁと思って霞ヶ浦が見える所に出たら、何と夕陽の絶景に出遭った。落日と筑波山が並んでいる。勿論カメラに収めた。最後に傑作の収録ができたから、今日も好い日だった。今日中に、夕陽と筑波山の写真を上程する。
〇旅は明日で切り上げるつもり。房総半島の「笠森観音」(本堂が重文)まで探訪できればいいんだが。渋滞を避けて帰るのが、ボクの腕の見せどころ。

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