ニッチ【niche】という言葉が最近頻用される。辞書[ 大辞泉 提供:JapanKnowledge ] で繰ると、
1 西洋建築で、厚みのある壁をえぐって作ったくぼみ部分。彫像や花瓶などを置く。壁龕(へきがん)。
2 ある生物が生態系の中で占める位置。生態的地位。ニッチェ。
3 橋・トンネルなどのわきに設けられる非常用の退避空間。
4 すきま。「―産業」。とある。
僕が「無宿流浪の旅」に出るのを見て、大概の人は「よーやるわぁ」と呆れ返り「そんな生活、いつまでも続く訳がないわ」と見るのが一般じゃぁないか。ところがどっこい、僕は飽きない・疲れない・挫けない。きっと死ぬまで続ける。ニッチに嵌ったのである。パンダが地べたに坐り込んで竹の葉を食べるように、コアラが樹上でユーカリの葉を食べるように、僕は自分の性質・分際に合ったニッチを得てニッチに嵌った。安定感と充実感がある。過不足なし。
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