車道となっている洞門は近年掘削されたもの。
車道から逸れたこの横穴こそ、旅僧「禅海」が鑿と鎚で掘り抜いた洞門の名残。
越後の旅僧「禅海」がここで洞門を刳り抜き始めたのは250年前(享保20)。30年を費やした。明かり取りの窓・掘り違いの壁に、禅海の鑿の跡がそのまま残されている。
これが、禅海和尚が初めて開けた明かりとりの窓。
禅海和尚の前の垂直な壁は、和尚が掘る方向を間違えて掘り進めてきたことに気付いてそれ以上そこから前進することを止めて残った掘り違えの壁。
禅海和尚の掘削した洞門の反対側の口
2010年10月4日月曜日
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