尾道市街の海岸近くの駐車場にセレナを入れて歩き出した時、先ず目に止まったのがこの三重塔。女房が夕暮れる前に三重塔まで行こうと願うので、ロープウェイ展望台・千光寺と適当に切り上げて山を下って来た。重要文化財。この塔も帰属不明かと思っていたら、「天寧寺」に属することが分った。
この塔はもと五重塔で1388年の建立。「天寧寺」は1682年に落雷のため全山焼亡したが、この塔だけが後山にあったので残った。が、1692年に至って永年の風雪のため上層部を損じたので、五層を改めて現在の三層の姿にした。
さらに下ると「天寧寺」に至った。「天寧寺」は1367年開基。宗旨は当初は臨済宗だったが、元禄時代に曹洞宗に改宗。本尊は宝冠釈迦如来。
↓本堂
「五百羅漢堂」
五百羅漢。江戸中期から明治期にかけて壇信徒から寄進された。
境内から見た山門
境外から見た山門
山門前をJR山陽本線が横切っている。鉄道を跨ぐと尾道市街。そして10分足らずの徒歩で海。
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